侍ジャパン 台湾のWスチール&ホームスチール未遂に東京ドームがどよめく チャレンジで追加点は防ぐも…課題を露呈
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「ラグザス presents WBSCプレミア12・決勝、日本代表-台湾代表」(24日、東京ドーム)
侍ジャパンにまさかのシーンが連発して起こった。追加点のピンチはチャレンジで辛くも無失点で切り抜けた。
4点ビハインドの七回1死一、二塁の場面。バッテリーがまったくノーマークでダブルスチールを決められてしまった。捕手が送球できないほど完璧なタイミングで進塁を許した。
さらに2死後、隅田がロジンバックを触る隙に三塁走者がホームへスタートを切りかけた。慌てて反応したため事なきを得たが、スタンドは大きくどよめいた。その後、遊撃への適時内野安打で1点を追加されたかに思われたが、井端監督がチャレンジを要求して判定がセーフからアウトへと覆り、無失点でピンチを切り抜けた。
今大会はダブルスチールを決められるシーンがあり、井端監督も台湾での1次リーグ終了後に「課題を修正しないといけない」と語っていた。決勝の大一番で台湾に付け入る隙を与えてしまった形となった。