広島商は初出場初優勝ならず 達川光男擁した1973年以来51年ぶりの横浜との対決 終盤驚異の粘りもあと1点及ばず
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「明治神宮野球大会・高校の部・決勝、横浜4-3広島商」(25日、神宮球場)
創部125年の伝統校、広島商は終盤の追い上げも及ばず、初出場初優勝はならなかった。横浜との対戦は元広島の達川光男を擁した1973年の春のセンバツ決勝以来51年ぶりだった。当時は横浜に軍配が上がっていたが、リベンジはならなかった。
準決勝の敦賀気比戦でエース大宗が10回184球を投じた影響もあり、中国大会で登板のなかった背番号11の沖村が先発。ただ、制球が定まらず、3回途中4安打6四死球4失点で降板。苦しい展開となった。
打線は横浜のスーパー1年生、織田に6回まで無得点。七回に相手のミスに乗じて、2点を返した。九回の織田を攻めて、1死二、三塁の好機を作り、内野ゴロの間に1点を返して粘りをみせたが、及ばなかった。