自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで楽天を退団して現役続行を目指すことを表明した田中将大投手（３６）が２６日、楽天モバイルパークで取材に応じ、決断に至った理由を説明した。楽天から来季のオファーは受けたが、「個人的には実質、居場所はないんじゃないかと受け取った」と楽天との決別を宣言。ＮＰＢの他球団移籍を模索する考えを明かした。

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　－楽天を離れることになる。

　「ドラフトでくじを引き当てていただいて、入団した球団。一からプロ野球生活をスタートさせたところ。育てていただいて、メジャーに行くタイミングでもポスティングを認めていただいて、快く送り出していただいて、感謝しかない」

　－金額について。

　「いろいろ（決断理由が）お金なんだなって論調も流れてますけど、イーグルスに戻ってくる２１年も、それ以上のオファーは蹴って戻ってきている。イーグルス以上のオファーが事実としてあった。そこをもう一度思い出していただきたい」

　－アメリカでのプレーの可能性は。

　「どういう状況になるかによる。ただ、現実的にそういうオファーが届くかというと、ないんじゃないですかね」

　－楽天との再交渉の可能性は。

　「考えてないです。何も。別にそういうお話もないですし、なんか（球団が）バックアップという感じのコメントもされてましたけど、そういう話も一切ないんで、こちらも困惑している」