自由契約の田中将大 楽天と再契約の可能性は否定「悩んで悩んで出した答え」自身の誹謗中傷、事実無根の記事に法的措置も検討

 楽天から自由契約となった田中将大投手が8日、都内で野球教室「マー君ラボ2024supported by MIZUNO」を開催。中学生を熱心に指導した後、現在の自身の状況について説明した。

 楽天を自由契約となったことが2日に公示。他球団のオファーを含め、進捗状況を問われると「そこに関しては特に言えるようなことはないですかね。とにかく、自分のレベルアップのために引き続き、トレーニングを続けて行く。ボールを投げることもそうですが、それが一番大事かな」とうなずいた。

 今後、NPB球団と合意に至らなかった場合、楽天と再契約の可能性は残されているのか問われると、「それがあるならこういうことになっていない。僕も…うーん。その前の囲みでも言いましたが、悩んで悩んで考えて考えて出した答えなので。そこはないと思います」と言葉を選びながら回答した。

 田中は楽天を自由契約となることが決まった後、11月26日の会見では「選手としてやっていく上で、やりがいをどれだけ感じられるかが一番大きい」と選手としての思いを口にしていた。

 また、自身に関する報道についても言及した。昨年から事実と異なる報道も一因となり誹謗中傷も増加。こうした状況について質問されると、「昨年から特に増えているなあと思いますし。球団から事実として他に何もなかったと発表してもらっている中でこれだけ最近また拍車をかけて一緒になって加担していただの、そういう記事も出てきて。事実じゃないことも無視してきましたが、ここ最近いきすぎている報道が多いので」と困惑の色もにじませた。

 続けて、「黙っていれば事実として扱われる、そういう状況になっているので見過ごすわけにはいかない。然るべき対応をしなければいけない。弁護士の先生の方々に相談し、それなりの手段を取ろうかと思っています」と法的措置を検討していることも明かした。

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