中日・小笠原がポスティング申請 カブスなど7球団が興味 現在は米シアトルで自主トレ
ポスティングシステムでの米大リーグ挑戦を表明している中日・小笠原慎之介投手(27)について、加藤宏幸球団本部長は10日、名古屋市内で取材に応じ、移籍に関わる申請手続きを行ったと明かした。現地10日に大リーグ機構(MLB)から全30球団へ通知され、翌11日に交渉スタートとなる。交渉期間は45日間。
小笠原に対しては、既にカブス、ジャイアンツ、エンゼルス、メッツ、ブルージェイズの5球団が関心を示しているが、新たにオリオールズとダイヤモンドバックスも獲得調査に動いていることが判明した。
小笠原は現在、米シアトルに滞在し、トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で練習している。ポスティングが正式に申請され「米移籍へ一歩進みました」と感慨深げ。「来年どこでプレーしているかは分かりません。もちろん、ドラゴンズかもしれません。どの球団であっても、勝利に向かって全力でプレーできるようにオフはしっかり練習します」と気を引き締めた。