石川柊太獲得のロッテ・吉井理人監督「ローテーションの柱の一人として、大いに期待」 メジャ-移籍目指す佐々木朗希の穴を埋める存在
ロッテは11日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した石川柊太投手(32)の入団を発表した。背番号は未定。
宣言残留を認めるソフトバンクや巨人、オリックス、ヤクルトと5球団による争奪戦となった。吉井理人監督は球団を通じて「前から凄いピッチャーと思いながら、みていました。マリーンズのローテーションの柱の一人として、大いに期待をしています。特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団をしていただけることが決まり、とても嬉しく、そして頼もしく思います」とコメントした。
今オフロッテは今季10勝(5敗)を挙げた佐々木朗希投手のポスティングシステムによる大リーグ移籍を容認。石川は今季ソフトバンクで7勝2敗、防御率2・56。2018年に13勝、20年に11勝をマークするなど、17年から8年間で56勝を挙げた右腕に、佐々木の抜けた穴を埋める活躍が期待される。
秋季練習を打ち上げた11月12日に吉井監督は「朗希は今年、貯金を五つ作ってくれた。結構大きな穴だと思うし、1人で埋めるのは難しい。みんなの力で埋めていきたい」と話す一方で「もしかしたら球団が大物のFA選手を取ってくれるかもしれないですし」と補強を期待していた。