巨人・大勢「僕は諦めていない」セーブ王のマルティネス加入も抑え譲らん 来季目標は「胴上げ投手」

 巨人の大勢投手(25)と中山礼都内野手(22)が22日、東京・吉祥寺のエクセルホテル東急で、クリスマススペシャルトークショーを開催した。

 今月16日、球団は中日を自由契約となったマルティネスの獲得を発表。トークショーの中で大勢は「僕自身、(監督から)八回と直接言われていない。記事で見ただけなので」とし、「この前、地元に帰ったんですけど、その時にも『負けんなよ』と言ってもらえた。頑張りたいです」とライバル心を語った。

 プロ3年目の今季は、キャンプ中に右ふくらはぎを痛めたが、シーズン開幕1軍メンバーに入った。4月4日の中日戦(バンテリンドーム)では、今季初セーブを記録するとともに自己最速の160キロを計測。「投手として憧れはあった」と喜びを語った。

 5月には右肩の違和感を訴えて途中離脱もあったが、懸命のリハビリで6月末に再昇格。結果的に43試合の登板で1勝2敗、29セーブで防御率0・88と、安定した成績で4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。一方で、CSファイナルSでDeNAに敗退。来季の目標について大勢は、色紙に「胴上げ投手」と記した。「予定は未定なので。ライデルも人間ですし、何があるか分からない。いつでもと言うか、僕は諦めていない」と、守護神を譲らない覚悟を語った。

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