阪神・近本、来季へ準備着々 故郷淡路島で村上と練習

 練習を公開した阪神・村上=兵庫県淡路市
 練習を公開した阪神・近本=兵庫県淡路市
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 阪神の近本光司外野手と村上頌樹投手が28日、故郷の兵庫県淡路島での練習を報道陣に公開し、屋内で体幹強化などに取り組んだ。先月に30歳となった近本は「けがをしないことが大事。やりたいことができる体づくりをしていく」と、来季7年目に向けた準備に余念がない様子だった。

 今季は3年連続5度目の盗塁王に輝いた。積極的な走塁意識を期待している藤川球児新監督の下、「監督の野球観もあるので、しっかり話し合いながらやっていきたい」と意欲的に話した。リーグ王者の巨人にソフトバンクで一時代を築いた甲斐拓也捕手が加入したことを問われ「捕手の存在はすごく大きい」と、攻略法を練る構えでいる。

 村上は今季7勝11敗と苦しんだ。最優秀防御率のタイトルに加え、リーグMVPにも輝いた昨季との比較から「真っすぐの質を上げたい」と課題を挙げた。覇権奪還の鍵として「巨人に勝てば優勝が近づいてくる」と強調。相手主砲の岡本和にはプロ通算7打数無安打と仕事をさせていない。「岡本さんの前をしっかり抑えれば、いい対戦ができる」と話した。

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