ソフトバンク加入の伊藤優輔 チームの要求に応える「中継ぎもあると思う」 甲斐の人的補償で巨人から移籍

 国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手(32)の人的補償として、ソフトバンクに加入した伊藤優輔投手(28)が21日、みずほペイペイドーム内で入団会見に臨んだ。背番号は42に決定。最速156キロの右腕で、小久保監督は先発として期待する中、チームの要求に応える構えだ。

 「昨秋の時点で(巨人の)阿部監督からも先発と言われて、準備もできている。チーム状況によっては中継ぎもあると思う。言われたところでしっかりと自分の役割を果たすことが一番です」

 1年目の21年に右肘の手術を受けて育成契約。昨季途中に支配下に復帰し、プロ初登板を含む8試合に登板して0勝0敗1ホールド、防御率1・04だった。福岡市を訪れたのは初めてで「もつ鍋を食べたいですね」。巨人・高梨から贈られたホークスカラーの黄色いネクタイを締め、九州での一歩を踏み出した。

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