ロッテ・ドラ6立松 26歳の誕生日にファンが祝福「練習についていくのが精いっぱいで忘れてました」第1クール最終日「自分がまだまだだと気付けたのはうれしい」

 26歳の誕生日を迎え報道陣からプレゼントされたケーキに笑顔を見せる立松
 26歳の誕生日を迎え報道陣からプレゼントされたケーキを食べる立松
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 「ロッテ春季キャンプ」(5日、石垣島)

 ドラフト6位の立松由宇内野手(日本生命)が26歳の誕生日を迎え祝福を受けた。ファンから「おめでとう」の声とともに手渡されたプレゼントは20個超。報道陣からはバースデーケーキをプレゼントされて、ファンが「ハッピーバースデー」を合唱する中、ろうそくの火を消した。

 「すごい嬉しいなっていう気持ちがあります。きょうお父さんも来ていたので、祝ってもらえたのがすごく嬉しかったです」と笑顔を見せた。この日は第1クール最終日。「練習についていくことが精いっぱいで誕生日のことを忘れていて」と言う。「周りの方々のレベルを見ても自分はまだまだだなと思えるいい5日間でした」と振り返った。

 日本生命では昨季まで2年間は一塁手だった。3年ぶりに捕手に再挑戦する。野村克也氏の著書「野村ノート」と立正大時代の坂田精二郎前監督の言葉をメモしたノートを持ち込む。「キャッチャーを早く思い出せるように」と眠れない夜に見続ける。

 SNS上では「ハンサム」「イケメン」と人気上昇中。それでも「SNSはやらないんです」と明かし、SNSでの人気ぶりも「宮崎と上田に聞いて」知ったという。

 悩んだ末にプロの道を選び、迎えたキャンプ。「日本生命だったら正直、安泰。野球の面でも将来でも。レギュラーも固いだろうなと思ってたんですけど、サバイバルみたいな環境に来て、自分はまだまだだなというのを26歳で気付けたのはうれしいです。ひたすら練習して野球スキルを上げていければ」。26歳の誓いを立てた。

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