ロッテ 二塁手・藤岡が三塁でノック 全試合出場へ「負担をどこかで減らさないと」 主将マークは吉井監督の「キャ」案を拒否「カッコ悪いんで」
「ロッテ春季キャンプ」(5日、石垣島)
藤岡裕大内野手(31)が本職の二塁でなく三塁でノックを受けた。軽快にゴロをさばき一塁にスローイング。「(首脳陣からの)指示です。キャンプ前から練習しといてとは言われたので」と説明した。
三塁での公式戦出場は22年に1試合、21年は50試合にスタメン出場したが、この2年間は守ることはなかった。公式戦で守備につけば3年ぶり。その意図を、「メインはセカンドで出る。終盤であったり、連戦が続く中で、(三塁は)セカンドより運動量が減るので、出てもらうことがあるかもしれないと。とにかく全部出て欲しいと言われたので」と明かし、「負担をどこかで減らさないと」と話した。
今季からキャプテンに就任した。「キャプテンになったので、まずはグラウンドに立ち続けたいなっていうのが一番」。責任のある立場についたことで、より強くなった全試合フル出場の思い。それを実現させるためのサード併用プランだ。
ユニホームのキャプテンマークはキャンプ初日にはまだ間に合っていない。「吉井さんから電話かかってきて『片仮名のキャ』でいいかって言われたんですけど、『それはカッコ悪いんでやめてください』と」とやりとりを明かして笑う。春季キャンプ後半には「C」のマークがついたユニホームでチームを引っ張る。