ＤｅＮＡの三浦大輔監督は１日、前日に出場選手登録を抹消したトレバー・バウアー投手の状態について「上半身の違和感」と説明した。可能な範囲で詳細な説明を求められると「言える範囲で、上半身の違和感です」と繰り返したが、「そんなに。１回飛ばすような感じで、というふうには考えています。今のところは」と重症ではないと強調した。

　今季２年ぶりに復帰したバウアーは開幕ローテに入り、３月２９日の中日戦（横浜）で先発。気温６度の極寒の中で６回６安打１失点、８奪三振と粘りの投球を披露したが、打線の援護に恵まれず敗戦投手となっていた。

　三浦監督は翌３０日にバウアーを話し合いの場を持ったと明かし「日曜日かな。話をして、上半身の違和感で登録を抹消してということです」と説明。具体的な復帰時期は「未定です」とし「そんな深刻じゃないと本人も話しているんですけども、こればっかりは未定です」と繰り返した。

　三浦監督が「２９日のボールを見てもらえればわかるように」と話したように、バウアーは２９日は力のあるボールを投げていた。「じゃあなぜ抹消するんだ？ということやもんね。ちょっと違和感があるんで１回抹消するだけです。はい」と話した。

　バウアーは当初、４日からの広島３連戦（マツダ）での先発が見込まれていた。