日本ハム・新庄監督 エース伊藤の5失点敗戦を不思議がる「何かあるのかな?あれだけ捉えられるもんかと」
「日本ハム1-5ソフトバンク」(1日、エスコンフィールド)
日本ハムは本拠地開幕戦で今季初黒星。東映時代の1962年以来、63年ぶりの開幕4連勝はならなかった。
エース・伊藤が5回を9安打5失点で降板。この乱調が大誤算だった。 試合後の会見、新庄監督は「出鼻くじかれたほうがいい成績を残すかもしれない」とポジティブに切り出した。ただ、序盤から打ち込まれて被安打9。球種を見透かされたように打ち込まれた内容が気になっているようで「まあしかし…凡打でもすごい捉えられてましたよね?全て、ねえ?何かあるのかな?あれだけ捉えられるもんかと。ベンチでは見ていました」と不思議がった。
打線はモイネロに七回まで2安打1得点。八回以降も安打が出ず「モイネロ君も力感なく、まだいけそうですもんね。いいピッチャーに対して連打は難しい。切り替えられる、この負けが今シーズンの開幕スタートしたなあと感じました」と振り返った。
2安打のうち、1本は野村の一発。成長を期待して4番に据える男が、3号を放った。ベンチではマル印もバツ印も作らず、ベンチ後方に下がっていた新庄監督は「卒業ではないけど(笑)。綺麗に打ち過ぎて驚いて後ろにいった。素晴らしい。ずっと無敵の鎌ケ谷での野村君がそのままエスコンにきた」とうなずいた。