雄たけび連発!巨人・田中将大「何とか踏ん張ることができた」5回1失点降板で移籍後初勝利の権利!再三のピンチで勝負強さを発揮 最速149キロ
「中日-巨人」(3日、バンテリンドーム)
巨人・田中将大投手が移籍後初先発。5回5安打1失点で交代し、移籍後初勝利&日米通算198勝目の権利を手にした。
初回は先頭岡林、続く上林の連打でいきなり無死一、二塁のピンチ。だが、細川を中飛、石川昂は147キロ直球で詰まらせ、遊ゴロ併殺打に仕留めた。「オッシャー!」と、初回から雄たけび全開となった。
先制点をもらった直後の二回は三者凡退。3点リードの三回は2安打で1死二、三塁とされ、上林の犠飛で1点を返された。なお2死一、三塁のピンチだったが、石川昂を遊ゴロに仕留めた。
四回もリズム良く三者凡退に抑えたが、再び3点リードとなった五回に大きな山を迎えた。先頭木下の四球をきっかけに1死満塁。だが、細川を低め変化球で三ゴロ併殺打に仕留め、無失点で切り抜けた。グラブをたたき、再び雄たけびをあげた。
日米通算200勝まであと3勝としながら、昨季は右肘のけがの影響もありわずか1登板。未勝利に終わった。楽天を自由契約となることを決断。巨人からオファーを受け、入団を即決した。
キャンプではフォーム修正に取り組み、実戦を順調にこなし、開幕ローテ入り。再三のピンチで勝負強さを発揮した田中は降板後、「野手の皆さんのおかげで何とか踏ん張ることができました。あとはチームの勝利を願って一生懸命応援します」とコメントした。