「ピンチでギア上がるの流石!」雄たけび連発粘投の巨人・田中将大 併殺で危機脱出連発にSNSも驚がく「神の子じゃなくて神なんじゃ?」「よく耐えた」
「中日-巨人」(3日、バンテリンドーム)
巨人・田中将大投手が移籍後初先発。5回まで1失点に抑え、移籍後初勝利の権利を手にした。 ピンチの連続を凌いでの粘投にSNSでは「マー君ピンチでギア上がるの流石だ」、「よく耐えた」、「さすがにかっこ良すぎる」、「マー君、神の子じゃなくて神なんじゃ?」、「やっぱりギアチェンジは健在だった」との声が上がった。
初回から苦しい展開が続いた。先頭岡林、続く上林の連打でいきなり無死一、二塁のピンチ。だが、細川を中飛、石川昂は147キロ直球で詰まらせ、遊ゴロ併殺打に仕留めた。「オッシャー!」と、初回から雄たけび全開となった。3点リードの三回は2安打で1死二、三塁とされ、上林の犠飛で1点を返された。なお2死一、三塁のピンチだったが、石川昂を遊ゴロに仕留めた。再び3点リードとなった五回は先頭木下に粘られて四球を与えた。岡林には右線二塁打を打たれ、1死二、三塁のピンチ。ここでギアを上げ、上林に最速149キロ。四球で1死満塁となったが、3番細川を三ゴロ併殺に打ち取り、再び雄たけび。ベンチに帰る時にはグラブを叩いた。阿部監督にも思わず笑顔が浮かんだ。
日米通算200勝まであと3勝としながら、昨季は右肘のけがの影響もありわずか1登板。未勝利に終わった。楽天を自由契約となることを決断。巨人からオファーを受け、入団を即決した。