【一問一答】巨人・田中将大 586日勝利も猛省「こんなんじゃダメ」「特に拓也は大変だったと思うが心強かった」
「中日3-5巨人」(3日、バンテリンドーム)
巨人が快勝。楽天から加入した田中将大投手が、移籍後初登板初先発で初勝利を挙げた。
走者を背負う再三の危機を招くが、粘りの投球でしのぎ、5回5安打1失点で日米通算198勝目を挙げた。
試合後の一問一答は以下。
-どんな1勝か。
「一言では言い表すことができないですが、大きな1勝ですね」
-コーチなど、周囲への思いは。
「そこも含めて、一言では言えないところでありますけれど、結果を残してそういういろんな人たちに返していけたらと思うので。今日はみんなに勝たせてもらった1勝ですが、まず結果が出て良かった」
-手応えの球種、一球はあったか。
「ないですね、反省することがたくさん出た登板でした。どんな形であれ、バックに守ってもらった。1失点は良かったが、先発がああいう投球していると、後からいくピッチャーも簡単にゲームに入っていけない。そういうところも含めて反省は多いです」
-次回登板へ
「しっかりと次の登板はこんなんじゃダメ。繰り返さないようにしないとダメかなと思います」
-ピンチで2つのゲッツーが大きかった。
「当然そうですが、本当にみんなに助けてもらった。リリーフに、バックにも助けられた。特にきょうは拓也(甲斐)が大変だったと思うんですが、しっかり引っ張ってくれたし、とんでもないショートバウンドもたくさん投げましたが、確実に止めてくれて心強かった。次は自分自身が応える番かと思いますし、今日は投げて、いろいろ反省点やいろいろ思うところはあるので、そこは繰り返さないことが大事。次のゲームではクリアできるようにと思っています」
-五回はギアが上がった
「もう、あそこは出し切るしかなかったので。温存してたわけじゃないかったし、初回からしっかり投げていたが、最後の所という感じでした」
-坂本も活躍。
「やっぱり、あそこのああいう場面で犠牲フライ2本、打点をつけられるのが素晴らしいなと思いますし、バットに当たらなかったり、ああいう風に簡単に外野フライは打てないと思うので、大きかった」
-苦しんだ時間も無駄じゃなかった。
「まだ1試合ですから。急ぎすぎです(笑)そういう風に思えるのはもっともっと後のことで、自分次第。今日やったからって慌てないでください(笑)」