NPBでも魚雷バット使用へ 早ければ5月に解禁「ルールには反してない」「スタートを12球団でそろえて」
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行員会が7日、都内で行われ、大リーグで今季開幕以降、注目を集めている通称「魚雷(トルピード)バット」について議論した。
規則委員会からルールの解釈、MLBも含めた調査状況を報告。今後、近々に開催される規則委員会での議論を経て、5月の実行委員会で結論を出す流れだという。NPBの中村事務局長は魚雷バットについて「次回の実行委員会で結論を出して、使用するとなった場合、スタートを12球団でそろえて、いついつから使用できますという形にしたほうがよかろうということで、そのように進むことになります」と語った。
具体的な解禁時期などは不透明。ただ、ルールには反してないという確認もしており「前向きです。使えるようになったら使ったほうがいいんじゃないか、という話もございます」と、早ければ5月にも解禁される見通しだ。
魚雷バットは今季、ヤンキースの複数の選手が使用。球団の分析部門の元職員が開発し、従来のバットと比較してヘッド部分が徐々に細くなっており、芯付近が最も太いボウリングのピンを細長くしたような形状となっている。大リーグ機構(MLB)は使用を認めており、ヤンキースは開幕から本塁打を量産。3月29日のブルワーズ戦で主砲のアーロン・ジャッジの3発を含む球団記録の1試合チーム9本塁打で20得点と圧倒するなど、ここまでの9試合で計25本塁打を放っている。
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