ヤクルト・高橋「(才木に)何とか負けないようにと思った」 8回3安打0封!4年ぶり聖地星でチーム5割復帰
「阪神0-1ヤクルト」(8日、甲子園球場)
聖地で躍動した。ヤクルト・高橋奎二投手が8回を3安打9奪三振無失点に抑え、才木との投げ合いに勝った。「(才木に)何とか負けないようにと思った。向こうもいいピッチングをしていた。それにつられて僕もいいピッチングができた」と笑みを浮かべた。
立ち上がりから直球が走り、変化球もさえた。四回2死まで無安打に抑えた。走者を出しても粘り、要所を締めた。敵地での耳をつんざく大歓声を“味方”にした。「すごい応援なので。逆に自分が応援されているように投げている。それを自分の力に変えている」と何度もうなずいた。
甲子園での阪神戦の白星は21年以来4年ぶり。「どこの球場でもこういうピッチングができればいい」。左腕エース候補が、チームを勝率5割復帰に導く大きな1勝をもたらした。





