オリックス・岸田監督「野球なんでね」 ミス連発で連勝6でストップ 打線は状態の良さキープ2桁11安打
「オリックス2-5ソフトバンク」(8日、京セラドーム大阪)
結果的に“守乱”が響いた。昨季苦手としたパ・リーグ王者のソフトバンクに敗れ、オリックスの連勝は6でストップ。「(守備のミスは)野球なんでね。どうしても、そういうのは出る」。チームの空気に重さはない。岸田護監督が次に目を向ける。
初回だった。先発・椋木が1番・周東の打ち取った打球を三塁・宗が一塁悪送球。これを端緒に2死一、三塁のピンチを招くと正木に左前への先制打を許した。二回は1点を失った直後の1死三塁で周東の三ゴロを再び宗が適時失策。これで三走・牧原大が生還し3点目を失った。二回までに3失策。試合の主導権を手放す形となった。
ただ、打線は引き続き状態の良さをキープ。得点は頓宮が六回に放った4号2ランによる2得点。それでも、この日は11安打で開幕9試合のうち6試合が2桁安打だ。岸田監督も「みんな粘り強くやってくれた」とうなずく。
ソフトバンクは昨季6勝18敗1分けで大きく負け越した相手。敗れはした。それでも次戦は勝利で再びチームに勢いを生む。





