会心タクトで快勝の日本ハム・新庄監督「気持ちいい」12球団唯一犠打なしに言及「今、バントする必要がない」も不敵に「と、言いながら(笑)」
「楽天2-8日本ハム」(9日、楽天モバイルパーク)
投打のかみ合った日本ハムが連勝でカード勝ち越し。貯金2とした。
新庄監督は1番吉田賢、2番レイエス、3番郡司、9番奈良間というオーダーを組み、見事的中。八回には途中出場の水野が3点適時三塁打でダメ押しした。会心の采配に試合後は「きょうは久々に昨日いろいろ考えてオーダーを決めたんですけど、はまって気持ちいいですね。吉田くん、レイエス、郡司くんが辛島くんにヒットを打って、清宮君が合わないかなという想像で。中盤に辛島くんがそんなに長いイニング投げないという想像で、右投手きたときに清宮君を5番において、はまりましたね。レイエス、変化球打つのうまいし、今日は気持ちよかった。水野君も俺をスタメン外しやがって打法。たぶん気合いはいってたと思う。奮い立たせるというか。明日はまたスタメンでいってもらうし。(奈良間の)4本はまったく想像つかなかった(笑)」と冗舌に語った。
ここまで10試合で12球団唯一、犠打がゼロ。指揮官は「今、バントする必要がない。打って繋がる打線になってるから。1つアウトをただで渡すより繋がってくれると思うから。今まではそんなに繋がらなかったですけど、今日みたいな試合はこのチームは増えてくると思う」とうなずいた一方で「と、言いながら(笑)利用する、みたいな」と不敵に笑った。





