日本ハム・水野1号!自己最多4打点「勢いに乗れた」今季初2桁得点呼ぶ猛打ショー
「楽天0-10日本ハム」(10日、楽天モバイルパーク)
ボスのゲキにしっかりと応えた。2試合ぶりにスタメン復帰の日本ハム・水野が今季1号3ランを含む3安打、自己最多となる4打点。今季初の2桁得点を奪った打線を引っ張り「僕も勢いに乗れたっていうのが一番」と充実感をにじませた。
二回は1死一塁から中前打で好機を拡大して追加点を演出。そして3点リードの三回だ。2死一、二塁から岸の甘いチェンジアップをジャストミート。右翼席に軽々と放り込んで、試合の流れを決定づけた。
前日は途中出場して、満塁の走者を一掃する適時三塁打。新庄監督も「『俺をスタメンから外しやがって打法』(笑い)。明日またスタメンでいってもらうし」と気迫の一打を称賛していた。水野は「打ってなかった僕が悪いので。『俺が記者に言っといたから』って言われましたけど」と笑ってやりとりを振り返りつつ「もちろん悔しさだけ」と闘志メラメラ。「試合前に(松本)剛さんと『今日ちょっと(ヒットを)固めよう』って話をしていた。それが現実になってよかった」と結果を出してみせた。
前日の17安打に続き、16安打と猛打爆発。新庄監督は「今日はほめる選手が多すぎてコメントが渋滞しているから、選手に聞いてあげて」と上機嫌で引き揚げた。「打てないキャラって思われたくない。打撃でもどんどんアピールしていきたい」と水野。この日、マルティネスが右肘違和感で抹消となったが、強力打線がいよいよ本領を発揮してきた。




