巨人・阿部監督 10失点炎上の戸郷-甲斐のバッテリー交代 四回途中、マウンドで両選手の肩たたく
「広島-巨人」(11日、マツダスタジアム)
巨人・戸郷が今季3度目の先発。四回途中10失点とまさかの大炎上となり、悪夢の3戦連続のKOとった。
阿部監督は10失点となった状況でも戸郷を続投させたが、猛攻止まらず、106球となったところで交代。マウンドで戸郷の肩をたたき、捕手の甲斐にも笑みを浮かべながら肩を組んで、交代させた。
戸郷は二回に3失点。さらに四回は安打と四球で無死一、二塁。森下の送りバントを処理した一塁手・岡本が三塁へ悪送球し、リードを広げられた。ここから田村、小園、末包、野間にも適時打を打たれた。
10失点となったが、阿部監督はベンチを立たず続投。打者一巡となり、ファビアンにこの試合2安打目を許し、球数106球となったところで、ついに交代を決断した。
戸郷は3月28日のヤクルトとの開幕戦で5回4失点、69球で交代。4月4日の阪神戦でも3回7安打3失点と精彩を欠いており、3戦連続のKOとなった。





