オリックスが連敗ストップ 先発・九里が8勝目 スローボールなどで幻惑
「オリックス1-0西武」(15日、京セラドーム大阪)
オリックスが接戦の末に勝利して連敗ストップ。先発・九里が6回2/3を2安打無失点で今季8勝目。打線が初回に奪った1点を継投で守り切る“スミ1”勝利だった。
走者を出しても要所を締めた。3回までで3併殺。初回1死一塁からは外崎をシュートで三ゴロ併殺。二回1死一塁ではデービスをスライダーで二ゴロ併殺。そして三回1死一、三塁では渡部聖をチェンジアップで遊ゴロ併殺に封じた。
超スローボールで沸かせる場面も。四回2死。打席にネビンを迎えての初球に78キロのカーブで意表を突いた。続く2球目をクイック気味に141キロの直球を投じたあと、カウント2ボールからカットボールで二ゴロに仕留めた。
打線は初回2死二塁から4番・杉本が左前へ先制タイムリー。七回途中で降板した九里の後を岩崎らリリーフ陣が守り抜いた。





