【センバツ】壮絶タイブレークで両エースが涙「夢だった場所で勝利できて」188球の大垣日大・竹岡は歓喜の涙 近江の上田は悔し涙に暮れる 甲子園が大きな拍手

 「選抜高校野球・1回戦、近江1-2大垣日大」(22日、甲子園球場)

 延長タイブレークの末、大垣日大が2回戦に進出。竹岡が188球を投じて勝利を呼び込んだが、両校エースの嬉し涙と悔し涙が交錯するシーンがあった。

 近江の先発・上田も129球を投じて9つのゼロをスコアボードに並べた。だが延長十回に決勝の2点二塁打を浴び、イニング途中で降板。ゲームセット後、相手左腕はうれし涙を流した。上田も感情を抑えきれず悔し涙を流し「打たれたのはまっすぐがちょっとだけ甘くなった。悔しい気持ちが大きかった」。その上で「夏に向けてやっていくきっかけになる試合」と前を向く。

 竹岡は最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、マウンド付近でしゃがみこんでガッツポーズ。最後は制球が定まらない中、懸命に腕を振った。竹岡は「楽しいピッチングでした」と振り返り「自分のボール球の多さの球数。これで抑えられたのはバックの守りのおかげ。感謝しています」と語った。

 最後は「気持ちを入れ直して。苦しい場面もあったんですけど、夢だった場所で勝利できて涙が出た」と明かした。「0-0のゲームを自分の力で投げ切れたことがすごいうれしくて」と力を振り絞った激闘に甲子園のスタンドは大きな拍手がわき起こっていた。

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