ロッテ・井上広大 585日ぶり安打が決勝弾「自分らしい打球が出た」ファンには「コーディーって呼んでください」
「ロッテ5-3楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが今季初の3連勝。最大6まで膨らんでいた借金は4月7日以来の2まで減らし、この日敗れた日本ハムを抜いて、楽天と並ぶ4位に浮上した。最下位脱出は4月16日以来。
阪神から現役ドラフトで移籍した井上の移籍初スタメン、移籍初安打が千金の1発となった。1-2で迎えた四回に楽天・前田健を1発攻勢で攻略。先頭のポランコの右翼ポール直撃の2号ソロでまず同点。1死後、井上は左翼席へ決勝1号ソロを運んだ。
「僕の中では結構完璧だったので。本当に自分らしい打球が出たかなと思います」と手応え十分の一打を振り返る。井上の安打は阪神時代の2024年9月21日のDeNA戦(横浜)で打った本塁打以来。これが585日ぶりの安打&本塁打だった。
前田健とは4月21日のファーム・楽天戦(森林どり)で対戦していた。「ある程度自分の中でイメージは持ちながら、打席には立てました」。。頭に合ったスライダーの軌道。追い込まれながらジャストミートした。
サブロー監督も「一回ファームで当たってるし、合いそうだなっていうのがあって今日使いました」と起用理由を明かす。そして「僕が一番ホッとしてます。現役ドラフトでうちに来てくれて、持ってるものはすごいものがあるんで、なんとか発揮させてあげたいなというところで、今日ホームラン出て良かったです」と目を細めていた。
移籍初のお立ち台に立った井上は「あだなは“コーディー”なので、“コーディー”って呼んでください」と自己紹介。大観衆から一斉に「コーディー!」と呼ばれて笑顔が弾けた。「ファンの方含め、選手、監督、コーチ陣、本当に温かい球団なので。違うチームから入ってきたと思えないような馴染みやすさがものすごくある。もっとチーム全体で勝ちに行けるようにやっていきたい」。新天地でのさらなる活躍を誓った。
