ヤクルト・池山監督「近本選手が骨折してるんで」藤川監督に謝罪の理由説明「3本打ってるだけにね、故意じゃなくても」

 「ヤクルト2-10阪神」(30日、神宮球場)

 ヤクルトが大敗し、カード負け越しとなった。

 八回には両軍の首脳陣がベンチを飛び出し、球場が騒然となる場面があった。八回1死。この日3安打の阪神・岡城が左脇腹付近に死球を受けると、まず、ベンチから藤川監督が飛び出した。

 厳しい表情で何かを呟き、マウンドの木沢、ヤクルトベンチに視線を送った。遅れて出た藤本コーチらに制止され、ベンチへ引きあげた。

 その後、続く森下に対して、カウント3-1からの5球目が抜けてバックネットに大きな音を立てて直撃。再び藤川監督がベンチから出ると、球場は騒然となった。

 一方、ヤクルト・池山監督もベンチを出ると、脱帽して藤川監督に謝罪のポーズ。これに対して藤川監督は笑みを浮かべてうなずくと、周囲を制するポーズを作り、四球の森下への代走を球審に告げた。

 異様なムードを一変させた池山監督は、「向こうも代走を告げにきたんで。藤川監督はもう走る格好をしたんでね。うちも荘司投手に代えるつもりで出て行ったので」とベンチを出た理由を説明。その上で「まあ、やっぱり(岡城は)3本打ってるだけにね、やはり空気は悪く、故意じゃなくてもね。抜けるとデッドボールに敏感になっているので。こちらも注意しながら」と、うなずいた。

 7点ビハインド、3安打されている岡城という状況で、阪神サイドが怒るのも無理はない状況。阪神のチーム事情にも触れ、「近本選手が骨折しているんで。大事に至らなければいいなとは思ってたんだけど。うちの選手もコントロールが悪くて当てることも出てくるかもしれないので、それは、はい」と語った。

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