サイクル王手の中日・村松に押し出し四球で場内ため息も「がっつかずに四球をとれてよかった」 三塁打→本塁打→二塁打 八回2死満塁で安打ならず

 「中日8-0ヤクルト」(16日、バンテリンドーム)

 サイクル安打に王手をかけていた中日の村松開人内野手が7-0の八回2死満塁の第5打席で押し出し四球。快挙を期待した中日ファンから大きなため息が漏れた。

 この回の中日は7番からの打順。村松が最後の打席に立つには攻撃をつながなければならなかった。2死一塁から代打・土田、板山が連続四球を選んで村松に打席が回ると、サイクルを期待した場内が大きく沸いていた。

 この日「3番・遊撃」で先発した村松は、初回1死一塁は1ストライクから奥川のフォークを捉えて、右中間フェンスの最上部を直撃する適時三塁打を放った。

 三回無死一塁は奥川の初球148キロ直球を完璧に捉えて2号2ラン。打った直後にスタンドインを確信したのか右手を挙げて走り出した。四回2死は三ゴロに倒れたが、七回1死二塁の第4打席で左翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放った。安打を残して王手をかけていた。

 試合後、お立ち台に立った村松は「(仲間が)回すぞって言って回してくれたので。何とか自分もここで返したいなという思いと、もっと点を取りたいという思いもあったので、あそこは最後がっつかずに四球をとれてよかったです」と振り返った。「ヒットを打ちたいっていう気持ちもあったんですけど、結果的に四球になって。ベンチに帰って大島さんに『お前まだ早いよ』っていうふうに言われたんで。また次頑張りたいなと思います」と前向きに話した。

 村松はこの試合まで39試合に出場して打率・280、1本塁打、17打点を記録している。

 今季はヤクルト・丸山和郁外野手が1日、DeNA6回戦(神宮)でサイクル安打を達成している。

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