巨人入りの小笠原慎之介 メジャーでの1年半は「一人間としていろいろな経験ができた」決断理由は「ジャイアンツの熱意」古巣中日との対戦には「米国で1年半やってきたことを表現できれば」
巨人に新加入した元中日の小笠原慎之介投手(28)=米大リーグ・ナショナルズ傘下2Aハリスバーグ=が18日、東京ドームで入団会見を行った。2年ぶりの日本球界復帰で、背番号は「98」と発表された。27年までの契約で、年俸は1億8000万円(金額は推定)。
グレーのスーツ、ネイビーのネクタイ姿で登壇した小笠原は「とても光栄なこと。しっかりチームのピースになれるように頑張りたい」と決意を語った。
メジャーでの1年半については「自分の生まれた国じゃないところで仕事をするのはなかなか経験することないじゃないですか。一人間としていろいろな経験ができたのはよかった」と振り返り、巨人を選んだ理由については「ジャイアンツの熱意が熱くてというところが一番です」「あんまり詳しいことは相手のこともあるので言えないんですが。高校の先輩もいますし、ライデルも。その中でいろいろな人が僕のことをみてくれた。デニーさんもいろいろ関わっていると思う。コーチと選手の関係でいるので、そこもあるのかなと思います」と決め手を語った。
98番を選んだ理由については「これまでずっと10番台でやってきた。一度は大きな番号をつけてやってみようと。新たなチャレンジでもある。僕の中で特別な番号。選ばせてもらいました」と、語った。
古巣中日との対戦に向けた意気込みを問われると、「とにかく自分がアメリカで1年半やってきたことをしっかり表現できれば」と語るにとどまった。
快進撃を見せた交流戦で単独首位に立ち、さらなる攻めの一手で先発補強に成功。中日や西武、DeNAらとの争奪戦を勝ち抜き、2年ぶりの覇権奪還に向けて経験や実績豊富な左腕がラストピースになる。
杉内投手チーフコーチも先発として期待を寄せ、橋上監督代行は「しっかり戦力となってもらえれば」とうなずく。今後は2軍で調整を続けて移籍後初登板に向けて準備を進めていくことになりそうだ。
小笠原は神奈川・東海大相模高から16年にドラフト1位で中日へ入団。9年間プレーし、24年シーズン終了後にポスティングシステムを利用して2年契約でナショナルズへ移籍した。1年目の昨季は主に中継ぎで23試合に登板し1勝1敗、防御率6・98。今季はメジャーでの登板はなかった。
日本では通算46勝65敗、防御率3・62。現在エース・戸郷の復肩に加え、ドラフト1位・竹丸(鷺宮製作所)ら若手の活躍、則本らベテランも存在感を見せる層の厚い先発陣の輪に加わる。
