山梨学院 ドラフト上位候補の菰田「ケガをしてよかった」 復帰即2ランに阪神スカウトも大絶賛 今春センバツでの左手首骨折
「高校野球山梨大会・1回戦、山梨学院13-0韮崎」(6日、山日YBS球場)
4季連続の甲子園出場を狙う山梨学院が五回コールド勝利で快勝。今秋ドラフト上位候補の二刀流・菰田陽生主将(3年)が左手首の骨折後、初の公式戦で特大2ランを放った。これで高校通算39号になった。
「打球の質が変わったのはケガをしている間のトレーニングが良かったと思う。ケガをしたからっていうわけではないけど、ケガをして良かったところもあるのかな」
この日は「3番・DH」でスタメン出場し、9-0の三回無死三塁から直球をフルスイング。伸びた打球は左中間の芝生に飛び込んだ。大歓声を浴びながらも菰田は冷静にダイヤモンドを一周し、「チームが勝ったのが本当によかった」とうなずいた。
吉田監督は「今までのホームランとはまた質の違った、一瞬『入るかな』と思ったところから上段まで飛んでいく。伸びがすごいあった」とにんまり。菰田は今春センバツの初戦で一塁守備の際に打者と交錯し左手首を骨折したが、驚異のスピードで復活を遂げた。
担当の阪神・吉野スカウトは「(ケガ明けで)あれだけ飛ばせるのはすごい。練習試合も見たけど、しっかり取り組んでいるのが分かる」と大絶賛した。
試合後には球場外で相手校の韮崎から「韮崎」と文字が見える千羽鶴を受け取った。「ありがとうございました!」と菰田ら山梨学院の部員が一礼。相手校の思いも背負って勝ち上がっていく。
