巨人 田中瑛「一日でも早くリベンジしたい」自身初の指揮官への登板直訴→「『何言ってんだ』って顔してました」男気起用に応えて前夜の悪夢を払拭
「DeNA4-5巨人」(11日、横浜スタジアム)
巨人が逆転勝利。連敗を「3」で止めた。
5-4の八回には田中瑛が登板。1回無安打無失点の好リリーフを見せた。
田中瑛は前日10日・DeNA戦でも、4-3の六回から登板。先頭・筒香への四球から4連打を浴びて逆転を許した。1死も奪えず5失点で敗戦投手となっていた。
一夜明けたこの日は、球場のロッカールームで橋上監督代行と顔を合わせると、あいさつをする前に「どんな状況でもいいので、投げさせてください」と申し出た。
登板を直訴するのは初めてで、橋上監督代行は「『何言ってんだ』という顔をしていました」という。
それでも同監督代行は意気込みを買った。「ピッチングコーチの方からも、田中投手の強い思いは聞いていましたので。彼の反骨心というかな。ああいうところで投げるピッチャーであれば、必ずそういう強い精神力が必要だと思いますので。今日に限っては田中投手の気持ちをくんで」と、リベンジする機会を用意。勝ちパターンの大勢がいるにもかかわらず、1点リードの八回から右腕をマウンドに送った。
田中瑛は「昨日のこともあったんで、一日でも早くリベンジしたいという気持ちがあったんで。(前夜は)どうしようもできない、モヤモヤした気持ちがあったんで。投げて抑えることでしか晴らせないんで」と気合を入れてマウンドへ。
先頭のエンカーナシオンはバットを追って遊ゴロに仕留めるなど役割を果たした。「同じ失敗を2度しないように。(小林)誠司さんと話をして抑えられるベストの球をチョイスして。なんとかゼロという結果でしたけど、こういう積み重ねが大事かなと思います」。すっきりした表情で球場を後にした。
