大阪大会で大波乱 センバツ王者の大阪桐蔭が4回戦で敗退 延長タイブレークで同点のスクイズが反則打球に 8強に届かず敗れたのは10年ぶり
「高校野球大阪大会・4回戦、大阪立命館3-2大阪桐蔭」(19日、くら寿司スタジアム堺)
センバツ王者の大阪桐蔭が延長タイブレークの末、大阪立命館に敗れた。春の覇者が大阪大会の4回戦で敗退となる大波乱が起こった。
タイブレークとなった延長十回、絶妙なセーフティーバントを決められ無死満塁とピンチを広げると、暴投で勝ち越し点を献上。なおも無死満塁のピンチでは無失点で踏ん張ったが、その裏、1死満塁からスクイズを敢行するも打者の足がバッターボックスから出ていたと判定され、無得点で走者が戻る展開に。球審は場内アナウンスで「バッターの足が完全にはみ出して打撃しましたので打者アウト、ランナーをそれぞれ戻して試合を再開します」と説明。スタンドが騒然となる中、最後の打者も投ゴロに倒れ、反撃は無得点に終わった。
整列の際には涙を流す選手も。春夏連覇の夢が途絶え、大阪立命館の選手達は喜びを爆発させた。西谷監督は試合後「みんな頑張ってくれたんですけど、勝ちに導いてやれなかった」と悔やんだ。
初回にエース吉岡が犠打を挟んで4四球を与え押し出しで先制点を献上。さらにバッテリーエラーで2点目を奪われた。以降はしっかりと立ち直って大阪立命館打線を無失点に封じ込んだが、打線が反撃できなかった。
長身右腕の勝田を打ちあぐね、五回まで好機を作りながらも決定打を放てなかった。六回に谷渕の中前適時打で1点を返すにとどまった。
それでも七回、1死二、三塁から仲原の投ゴロが勝田のグラブをはじく間に三塁走者が同点のホームを踏んだ。執念の同点劇で試合を振り出しに戻した。
大阪桐蔭が大阪大会で8強に進めず敗退したのは、2016年の第98回大会以来。この時は150キロ左腕のエース・高山を擁しながら、関大北陽に1-2で敗れた。
