県浦和 強豪・昌平に18安打12得点大健闘 尾崎主将が涙「こんなところで3年間を終わらしたくなかった」

 「高校野球埼玉大会・5回戦、昌平21-12県浦和」(20日、県営大宮球場)

 埼玉県内トップクラスの進学校・県浦和が強豪校の昌平相手に大健闘の試合を展開した。県浦和の主将・尾崎慎之助捕手(3年)は1安打と粘り強いリードでチームに貢献したが、敗戦に悔し涙を流した。

 「こんなところで3年間を終わらしたくなかった」

 九回2死。尾崎は最後の打席に立った。カウント1-0から打球を打ち上げて右飛に倒れて試合が終了。「これで終わっちゃうんだ」。2年連続夏準Vの昌平を何度も追い込んだ。

 二回表終了時点で7点差だったが、「自分が下がったらチーム(の士気)も下がる」と気持ちを奮い立たせて声を出した。48年ぶりの16強入りを果たし、快進撃を見せてきた県浦和。「挑戦が始まったところで終わってしまった」と言葉を詰まらせながら語った。

 それでもチームは18安打12得点を記録した。「プレーだけじゃなく声かけ、ベンチワークっていう面でも引っ張れたなと思う。悔いのないって言ったらうそになるけど、やりきった夏だった」と目を潤ませながら白い歯を見せた。

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