1試合平均6・7得点「打の智弁和歌山」vs5試合で2失点「投の健大高崎」 22日の甲子園決勝は対照的なチームの激突に
第108回全国高校野球選手権の決勝戦・智弁和歌山-健大高崎が22日に甲子園球場で開催される。
両校の戦いを振り返ると、「打力の智弁和歌山」対「投手力の健大高崎」という対照的なチームの対戦となったことが分かる。
2021年以来5年ぶりの優勝を目指す智弁和歌山は、初戦の2回戦で社と対戦。最速151キロ右腕・岩井秀耶投手(3年)に苦しみながらも2-1で勝利。3回戦は敦賀気比と対戦し、0-2の八回に同点とすると、延長十一回の激闘を7-3で制した。
準々決勝は2022年夏の甲子園V・仙台育英を18安打11得点で下した。準決勝は今大会ナンバーワンと称された織田翔希投手(3年)を擁する優勝候補・横浜と対戦。織田には8安打を浴びせて3回途中4失点KO。その後も攻撃の手を緩めず7得点で大勝した。
14打数10安打で打率・714を記録している3番・井本陽太外野手(2年)を中心に、1試合平均12・2安打、6・7得点。破壊力を武器に、PL学園に並んで歴代5位タイとなる4度目の頂点を目指す。
6度目の出場で初優勝を目指す健大高崎は投手力が武器だ。
群馬大会5試合で5失点だった投手陣は、甲子園でも安定感を見せている。1回戦は八幡商に7-1で勝利。2回戦は東海大甲府を1-0で下すと、3回戦も佐野日大を4-1で破った。準々決勝・有明戦、準決勝・天理戦はともに1-0で2試合連続完封勝利を挙げている。
5試合でわずか2失点で、1試合平均0・4失点。3試合を1-0で勝利している。
中心となる石垣聡志投手(3年)は4試合に登板し、20回1/3を投げて10安打1失点(自責点0)。右腕・佐藤麻恩内野手(3年)は2試合に登板して13回1/3を8安打無失点で、左腕・北田莉玖投手(2年)も3試合に登板して7回を3安打無失点だ。
3試合以上に登板している「防御率0・00トリオ」に次いで、新倉大輝投手(3年)、大橋叡刀投手(1年)、石田翔大内野手(3年)らも甲子園のマウンドを経験している。決勝も接戦に持ち込んで勝機を見いだしたい。
対照的な戦い方で決勝まで勝ち進んだ両校の戦いぶりに注目だ。
