「思い出を語れば朝まで」西武・栗山引退会見に登場の渡辺久信氏 田辺徳雄コーチも「こっちが参ったというくらい…」

 今季限りで引退する西武の栗山巧外野手(42)が30日、引退試合となる楽天戦(ベルーナドーム)を前に、都内のホテルで会見を行った。会見には元監督の渡辺久信氏、田辺徳雄3軍野手コーチも登場して花束を贈呈し、25年におよんだ現役生活をねぎらった。

 渡辺氏は「ついにこの日が来たなという思い」と心境を語り「1軍監督になった年に、決めたのは1番片岡、2番栗山でした。2番にいいバッタ-を置きたいプランがあった」と回想。栗山が、その起用に応えて片岡が出塁し盗塁をすると「それを待って2ストライクと追い込まれてから自分のバッティングができる。なかなかできることじゃないし、チームとしてありがたかった」と感謝を口にした。

 「試合の中で見せる冷静さ、集中力。闘志あふれる姿、大好きでした。思い出を語れば朝までいってしまう。同じ時間を栗山選手と共有し、同じ空間にいられたのは誇り。ミスターレオ、ミスターライオンズ、後輩たちのために栗山イズムを注入していってほしい」と語りハグを交わした。

 田辺コーチは入団時の栗山について「1年から3年まで毎日打撃練習をコツコツ。こっちが参ったというくらい重ねていた。どうにか1軍で活躍してほしい一心だった」と求道者のような栗山の姿を思い起こし「ライオンズの球史に残るナンバー1といっていいほどの選手になった。彼の練習に付き合ったことを誇りに思う」と語っていた。

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