巨人痛恨サヨナラ負け 延長十一回赤星力尽く 七回中軸3連打も同点止まり 橋上監督「流れが止まってしまった感じ」

 「広島2-1巨人」(22日、マツダスタジアム)

 1点を争う3時間53分の総力戦で競り負け、巨人・橋上秀樹監督代行は懸命に顔を上げた。「簡単に取れるとは思っていないけど、残念ながらあそこで流れが止まってしまった感じはありましたね」。分岐点だった七回の攻撃がある。痛恨のサヨナラ負けで虎の背中が遠のいた。

 頼れるクリーンアップがまたも存在感を見せたのが、1点を追う七回だ。まずはこの試合前までで9月の月間打率・370と絶好調・泉口が右前打を放って出塁。4番・ダルベックが中前打でつなぎ、大城が「得点圏で打ちたい」と左中間へ運ぶ適時打で同点とした。

 序盤から広島先発・玉村の前に苦戦を強いられていただけに、中軸の3連打はチームの光となった。だが、無死一、二塁から、2番手・ターノックの前に坂本、代打・丸、笹原が続けない。橋上監督代行も「欲を言えば、あの回にやっぱりひっくり返さないと。残念だった」と畳みかけられなかった1本を悔やんだ。

 5回で降板した先発・戸郷の後を受けて則本、船迫、森田、田中瑛、堀田とつなぎ、延長戦は中川も好投を見せたが、延長十一回に赤星が力尽きた。懸命なリードで投手陣を鼓舞し続けた大城も「最後負けたので反省すべき点がある」と言い、残り8試合には「勝つしかない」と強調。語気を強め、覚悟を示した。阪神とは3日に最大5ゲーム差まで開いた中、崖っぷちから何度も食らいついてきた。逆転優勝へ。まだ、終わらせない。

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