DeNA・中川颯が現役引退決意 23年にオリックス戦力外→DeNA移籍、アンダースローで24年日本一に貢献
DeNA・中川颯投手(27)が、今季限りで現役引退することが29日、分かった。この日、来季の契約を結ばない旨が発表されたが、第一線を退くことを決断。希少なアンダースローとして、24年にチームの日本一に貢献した右腕が、静かにユニホームを脱ぐ。
桐光学園、立大を経て20年度ドラフト4位でオリックスに入団。23年限りで戦力外となり、同年オフに地元・横浜のDeNAに移籍した。古巣時代は1軍登板がわずか1試合だったが、新天地では1年目から先発6試合を含め29試合に登板。3勝1セーブの成績を残し、野手顔負けの打撃でプロ初本塁打もマークした。CS、日本シリーズでも火消し役として活躍。下克上日本一のブルペンを支えた。
移籍3年目の今季、1軍登板は6試合にとどまり、8月2日に出場選手登録を抹消。熟考の末、「自分の中で、やりきったというのが一番にあった」と現役生活に幕を下ろすことを決意した。「本当は3年前に辞めるつもりでしたが、ファンだったベイスターズに拾ってもらって、日本一にもなれて。夢みたいな景色を見させてもらえた」。記憶に残る右腕が、完全燃焼の野球人生にピリオドを打った。
