ソフトバンク一挙5点逆転先勝 庄子「5時ごろから急に心臓がバクバク」PS初スタメンで同点打 アドバンテージ2勝を含めて3勝

 「CSパ・ファイナルS・第1戦、ソフトバンク6-4日本ハム」(14日、みずほペイペイドーム)

 「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ(S)が開幕した。新ルールによりアドバンテージが2勝となった、リーグ3連覇のソフトバンクが6-4で逆転し先勝。通算成績を3勝とした。レギュラーシーズン3位の日本ハムは鷹のエース・モイネロを序盤で攻略したが、四回の拙守が響いた。同シリーズは5戦先勝の7試合制で争われる。

 王者の貫禄か。劣勢の展開から浴びせた一気呵成(かせい)の逆転劇だった。タイムリーはもちろん、相手守備の乱れに乗じたそつのない攻撃。鷹が怒濤(どとう)の攻めを繰り出して先勝だ。

 光ったのはプロ2年目の24歳。「9番・遊撃」でポストシーズン初スタメンに抜てきしたソフトバンク・庄子だった。2点を追う四回。相手守備の乱れもあり1点差に詰め寄り、なおも続いた1死満塁で庄子が打席へ。相手2番手・大川のフォークに反応した打球は右前への同点適時打に。その後も近藤の適時二塁打などもあり、この回は打者一巡による一挙5得点の猛攻だった。

 ドキドキした。庄子が先発を告げられたのは、この日の試合前練習の前。プレーボールが近づくと緊張感が高まってきた。「(午後)5時ごろから急に心臓がバクバクし始めました」。ヒーローインタビューで受け答えする姿は初々しい。

 “誤算”のダメージを軽減させる白星発進ともなった。先発したモイネロが2回2/3を6安打3失点で降板。「でも、しっかり逆転できたのでね」と小久保監督。打線が見せた反発力にうなずいた。

 これでアドバンテージ2勝を含めて3勝。「このシリーズは、とにかく勝てばいい」。指揮官から充実感が漂う。首痛再発で別メニューが続いていた柳田もこの日ベンチ入り。3年連続となった日本ハムとのファイナルS。今回も力を見せつけCSを突破する。

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