ソフトバンク3連勝突破 若手躍動で3連続逆転勝利 正木V2ラン&2年目庄子MVP 小久保監督「日本一を取りにいく」
「CSパ・ファイナルS・第3戦、ソフトバンク6-2日本ハム」(16日、みずほペイペイドーム)
王者の戦いだ。先手を打たれても決して慌てない。ソフトバンク・小久保裕紀監督から貫禄が漂う。「今日、決めたいと。3連勝できてよかった」。今シリーズ無傷の3連勝でアドバンテージ2勝を含め5勝。3試合連続逆転勝利で日本ハムをスイープし、日本シリーズ進出を決めた。
劣勢な状況でも一気に跳ね返した。1点を追う五回1死二塁。決めたのは正木だった。フルカウントから日本ハム先発・加藤貴の甘く来た直球をフルスイング。勢いよく放たれた打球はCS初アーチとなる左中間への逆転2ランとなった。
ミスを取り返す姿が頼もしく映る。直前の五回の守備。一塁手・正木の二塁悪送球を端緒に一時勝ち越しを許していた。「絶対に取り返す気持ちだけだった」と悔しさを胸に逆転弾を披露した正木に、小久保監督も「打った正木がすごい」と賛辞の言葉だ。
若手の成長が著しい。今CSのMVPにはプロ2年目の庄子が選ばれた。CS初スタメンに抜てきした第1戦で同点適時打を放つなど、今シリーズ3試合で打率・455、2打点。指揮官も「ラッキーボーイ」と目を細めた。
次のステージは日本シリーズ。相手は2年連続で阪神か、それとも2024年に下克上日本一を許したDeNAか。小久保監督が宣言する。「日本一を取りにいく」。相手は、どちらでも構わない。試合後はビールかけで選手らと美酒に酔った。チーム一丸で、目指すは2年連続の頂点だ。
