DeNA CS無傷6連勝で突破!24年日本一再現へ相川監督「いい戦いを行いたい」
「JERA CSセ・ファイナルS・第4戦、阪神5-8DeNA」(17日、甲子園球場)
「2026 JERA クライマックスシリーズ セ」のファイナルS第4戦が17日に行われ、DeNAがリーグ2連覇の阪神に8-5で逆転勝ちし、4連勝で2年ぶり5度目(大洋、横浜時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。ファーストSから負けなしの6連勝で最優秀選手(MVP)にはDeNAの牧秀悟内野手が選ばれた。日本シリーズは24日に横浜スタジアムで開幕。パはリーグ3連覇のソフトバンクが既に日本シリーズ進出を決めており、DeNAが日本一に輝いた24年と同じ顔合わせとなった。
銀傘にこだました虎党の「あと1球」コール。1点ビハインドの九回2死二、三塁。カウント2ストライクからの3球目。三森大貴内野手の打球は希望と執念を乗せて中堅やや左手前に落ちた。「追い込まれて、何とか食らいついていくと思っていました。とにかく前に飛ぶことを祈って」。敗色寸前だった土壇場で試合をひっくり返し、日本シリーズ進出をたぐり寄せた。
「本当に選手たちが一生懸命、ファーストSから戦ってくれて、本当に素晴らしいプレーもたくさん見せてくれた。頼もしいです」。勝利インタビューの相川亮二監督は、手放しでまな弟子たちを称えた。3位からのCS突破。「僕らは必死にやるだけ。もうそれだけだった」。ファイナルSでは、投手陣が決死のリレーを見せて初戦から3試合連続完封勝利。この日は一丸となり驚異の粘り強さを発揮し、覇者・阪神を4連勝でなぎ倒した。
振り返れば、シーズン中盤までは苦戦を強いられた。先発投手陣に故障離脱が相次ぐなど、6月には4勝15敗にあえぎ、借金は最大15を抱えた。
指揮官は諦めなかった。6月中旬に入団した新外国人・エンカーナシオンが起爆剤となった。加えて若手選手を積極起用。この采配がチームに新たな息吹を芽吹かせ、層の厚みをもたらした。7月から怒濤(どとう)の巻き返しを見せると、貯金2でフィニッシュ。苦難を乗り越えた3カ月間の自信が、チーム全員に浸透し、CSを突破する屈強な力となった。
次はソフトバンクが待つ日本シリーズの舞台だ。「同じ舞台を戦っているチームとして、いつも差はないと言っている。当然日本一を何度も経験しているチームではありますけど、僕らも負けない力をつけてきている。いい戦いを行いたい」と指揮官。24年下克上日本一の再現を果たしてみせる。
