米沢・関大 2学年先輩の金丸と「同じ1位で行きたい」先日他界・曽祖母に「いい報告を」 22日ドラフト「どの球団でも」
関大・米沢友翔投手(4年・金沢)が19日、関西大学千里山キャンパスで囲み取材に対応。運命の日が3日後に迫る中、今までにない感情をかみしめた。「今はドキドキもワクワクもある。楽しみながら今を過ごしています」。けがを乗り越え、今春にブレーク。ラストイヤーにドラフト1位候補に急浮上した左腕は、力強く思いを語った。
「もちろん1位で行きたい気持ちは強い」
2学年上の先輩・金丸は4球団競合の末に1位で中日に入団。米沢は金丸と同じ背番号21をつけ、その背中を追ってきた。ドラフトへ向けては「いつも通り頑張れ」とエールももらったという。「金丸さんと同じように1位で行きたいと思ってます。あとは待つだけというか。1位で行きたいのは1位で行きたいですね」とあこがれの先輩に続く意気込みだ。
大切な人にも吉報を届けたい。先日、曽祖母が他界した。「すごく寂しい気持ち」とドラフト前に悲しい出来事だった。保育園の送り迎えをしてくれ、おなかがすいたらおにぎりも握ってくれた。たくさんの愛情を注いでくれた“ひいおばあちゃん”に「なんとかいい報告ができるように」と恩返しを誓った。
石川県珠洲市出身の左腕は能登半島地震も経験した。ドラフト当日は地元でパブリックビューイングが開催されるという。「プロの世界に行く姿を見せることが一番うれしい報告になると思う」と地元への思いも語った。大学4年間では体幹トレと食トレに取り組み、武器の直球を磨いてきた。関大のエースとして54年ぶりの日本一へ導いた自信も胸に指名の時を待つ。「どの球団でも行けたらしっかり活躍したい」と将来像を思い描いた。
◆米沢 友翔(よねざわ・ゆうと)2004年6月1日生まれ、22歳。石川県珠洲市出身。180センチ、80キロ。左投げ左打ち、投手。小学2年から宝立サマンズで野球を始め、外野手。珠洲市立緑丘中では軟式野球部に所属し、本格的に投手転向。金沢では1年秋からベンチ入りし、2年秋からエース。2年夏に石川大会準優勝。甲子園出場経験はなし。関大では1年秋からリーグ戦登板。今年の春季リーグでは最優秀選手(MVP)。全日本大学野球選手権で最高殊勲選手賞。大学日本代表として出場した7月のWCBCでは優勝に貢献。
