DeNA・尾形 5月まで所属古巣・ソフトバンク斬り誓い 3位から下剋上、運命の巡り合わせ「そういう思いを力に変えて」
セ・リーグ3位からクライマックスシリーズ(CS)を突破したDeNAが20日、日本シリーズに向けて横浜スタジアムで全体練習を行った。尾形崇斗投手(27)は、今年5月まで在籍した古巣との対戦に闘志を燃やした。ソフトバンクは上沢直之投手(32)が“開幕投手”に内定したことが明らかに。日本シリーズは24日に横浜スタジアムで開幕する。
尾形は古巣・ソフトバンクを撃破しての下克上日本一へ意気込んだ。5月に山本祐との交換トレードで、井上朋とともに電撃移籍。シーズン3位から勝ち上がり、運命の巡り合わせで実現する頂上決戦に「ドラマとかでもあんまりないようなシナリオ。そういう思いを力に変えて、勝利につなげたい」と力を込めた。
新天地に加入し、尾形は先発として7勝をマーク。欠かせない戦力となった。一方、鷹軍団の一員となった山本祐は、正捕手としてリーグ優勝に貢献。「(山本は)勇気をもらえる存在。言葉は交わしていないが、離れたところから高め合っている。シリーズを通じて高め合っていきたい」。“世紀のトレード”を経た者同士の競演も誓う。
DeNAが下克上Vを果たした2年前は、若鷹救援陣として第4戦に登板。4失点するなど辛酸をなめた。「牧さんに打たれた二塁打もいまだに忘れていないし、軌道もすごく覚えている。それを糧に頑張ってきたので、その思いをこのチームに還元したい」と自身へのリベンジも込める。
8年半在籍した古巣のことは知り尽くしている。球界屈指のスピードスター・周東とは同期入団で「彼の守備範囲は福岡県全域だと思ってる。守備もうまいし、打撃も気を付けながら抑えていきたい」と警戒した。
阪神とのファイナルS・第2戦で先発し、4回無失点と好投。CS突破のビールかけの後にも腕立て伏せとスクワットを欠かさなかったストイック右腕が、パの絶対王者をねじ伏せに行く。
