今夏甲子園で初導入の「ビデオ検証」代表49校から評価する回答9割超え
今夏開催された第108回全国高校野球選手権大会の第4回運営委員会が6日、大阪市内で開催された。2部制、暑さ対策、ビデオ検証、SNSなどの誹謗(ひぼう)中傷対策について報告された。
今夏初導入されたビデオ検証については代表49校から評価する回答が9割を超えた。理由には「判定の正確性や公平性を高め、選手が納得して次のプレーに臨める」、「判定への疑念やわだかまりを残さず、審判委員の負担軽減や選手、指導者らをSNS上の批判から守ることにもつながる」などが挙げられた。
一方で、高校野球は教育の一環であり、審判の判断に従うことにも意義があるとして、紙一重の判定まで映像で追求することに慎重な意見もあった。制度を指示する立場からも、審判委員への敬意を前提に、要請を乱用すべきではないとの指摘があった。
また、約2割は運用に「課題を感じた」と回答。各チームが検証を求めることができるのは9イニングで1回とされ、判定が覆った場合でも残り1回しか検証できない。そのような運用の見直しなどを求める意見が複数あった。
