広島コルニエル「七回の男」になる 「勝ちパターンで」勝利の方程式守る

 広島のロベルト・コルニエル投手(25)が15日、「勝利の方程式」メンバーを守り続けると意気込んだ。14日のDeNA戦では、3点リードの七回に登板。来日初ホールドを記録した。「勝ちパターンで(投げて)、今の投球を続けたい」と力を込めた。

 160キロに迫る剛球は誰にも負けない武器だ。13試合で防御率0・87。奪三振率も11・32と好成績を残す。打者を圧倒する投球に「勝ち(パターン)の七回に入ってくる」と佐々岡監督。首脳陣の期待は高まるばかりだ。

 好調の要因はフォームにある。4月2日からのDeNA3連戦中に、前に突っ込み気味だった投げ方を修正した。右腕は「バランスが良くなった」と自己分析する。球威を維持しながら、制球に安定感が生まれた。

 来日後、目標とする投手像に大瀬良の名前を挙げてきた。右ふくらはぎを痛めていた右腕は、14日に1軍に再合流した。

 「『元気?』とか『スライダーが良くなった』と言われた。あとは『球が速いな』って。うれしかった」。憧れの存在だけに、何気ない会話がドミニカンの活力になる。

 劣勢の場面での登板から徐々に評価を上げ今後は“七回の男”としての起用が濃厚だ。「責任が大きい」。期待を力に変えて、勝利の道を切り開いていく。

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