広島、西川の価値ある適時打でドロー ドラ1栗林は17試合連続無失点
「広島3-3DeNA」(16日、マツダスタジアム)
広島は八回に追いつき、辛くも引き分けに持ち込んだ。
1点を追う八回、先頭の鈴木誠がDeNA・山崎から右前打で出塁。2死後、代打・坂倉が四球でつなぐと、西川が左前へ同点打を放った。
初回、羽月の三塁打と鈴木誠の犠飛で先制。四回には、小園の死球をきっかけに1死二塁とし、西川が左前へ適時打を放ち、加点した。
先発の床田はDeNA打線に10安打を浴びながらも本塁を踏ませない、粘りの投球で5回を無失点。しかし、七回に登板した3番手のコルニエルが1死からオースティン、佐野に連打許すと、ソトに初球の156キロを右翼スタンドへ痛恨の逆転3ランを浴びた。
同点の九回にマウンドに上がったドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)は2死から安打と四球でピンチを背負ったものの、ドラフト2位・牧(中大)を空振りの三振に仕留めて、17試合連続無失点と伸ばした。