広島・堂林が初球先頭弾 7選手陽性の緊急事態、重い空気振り払う

 1回、先頭打者本塁打を放ちナインの出迎えに笑顔で応える堂林(撮影・立川洋一郎)
 1回、左中間スタンドへ先頭打者本塁打を放つ堂林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-中日」(16日、マツダスタジアム)

 「1番・右翼」で先発出場した広島・堂林翔太内野手(30)が、“初球先頭打者弾”を放って先制点をもたらした。

 初回、中日先発・柳の142キロを完璧に振り抜いた打球は左中間スタンドに吸い込まれる6号ソロ。幸先良く試合の主導権を握り、本人は「初球から思い切っていきました。しっかり捉えることができました。先制点につながって良かったです」と振り返った。

 堂林は5月22日の中日戦でも柳から代打本塁打を放っており、相手右腕から今季2本目の一発。試合前には佐々岡監督に野間、菊池涼ら7人の選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けた中、臨んだ一戦。背番号7がバットでチーム全体に勢いを与えた。

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