広島が劇的逆転サヨナラ勝利!9回2死から秋山が1号2ラン「とにかく思い切って、それを表現できた」2位タイ浮上
「広島5-4ヤクルト」(15日、マツダスタジアム)
九回2死から広島・秋山が逆転2ランを放ち、劇的なサヨナラ勝ちをおさめた。広島は連勝で貯金を今季最多の2とし、2位タイに浮上した。マツダスタジアムでは6連勝。
1点を追う九回2死走者なしから堂林が四球で出塁。2死一塁で、秋山が逆方向へと運んだ。秋山のサヨナラ弾は西武時代の2012年9月5日ソフトバンク戦以来、2発目。
ヒーローインタビューでは「前のイニングからピッチャーがしっかり抑えてくれて、2アウトから堂林がフォアボールとってくれたので、いい形になってよかったです」と秋山。「1人で決めるとは全然思っていなかったですけど、とにかく思い切って。アウトになっても仕方ないと思って。それを表現できたかなと思います」と振り返り「取らないでくれ、と。皆さんの歓声が聞こえて、ホームランだと分かりました」と喜びを噛みしめた。
広島は二回無死満塁から坂倉の併殺打の間に1点を先制。1点を追う四回には西川のソロアーチで同点に追いついた。しかし、六回1死満塁からヤクルト・長岡の適時打で勝ち越しを許し、代打・青木の犠飛で2点差に。七回は菊池の適時打で1点差に迫っていた。