「広島春季キャンプ」（３日、日南）

　広島新外国人のマット・レイノルズ内野手（３３）＝前レッズ傘下３Ａ＝とジェイク・シャイナー内野手（２８）＝前マリナーズ傘下３Ａ＝がキャンプ初のランチ特打に登場し、順調な仕上がりを披露した。レイノルズは５１スイングで安打性は２０本で柵越え１本。コンパクトなスイングから広角に打ち分け、真骨頂を発揮した。「感覚的には良かった。今の段階でこれだけ振れている。これから徐々に状態を上げて、シーズンを迎えられたら」と笑顔を見せた。

　シャイナーは５２スイングで安打性は１８本。３本の柵越えを全て左翼スタンドに放ち、詰めかけた鯉党から拍手を受ける場面もあった。「非常にいい感覚だった」と自身に合格点を与えた。

　打撃練習後は、節分の豆まきを体験。「思い出になるね。アメリカで友人にやっても楽しいかなと思う」とシャイナー。日本文化にも触れ、両助っ人にとっては有意義な一日となった。