広島 ハッチが五回途中6失点でまたも来日初勝利お預け 9点の援護もらうも村上に2被弾などで五回投げきれず

 5回、降板するハッチ(撮影・金田祐二)
 5回、ハッチを降板させる新井監督(撮影・金田祐二)
 4回、2打席連続2ランを放つ村上(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト-広島」(26日、神宮球場)

 広島の先発、トーマス・ハッチ投手が4回0/3を5安打6失点で降板した。9点の援護を受けながらも、五回を投げきれず、またしても来日初勝利はお預けとなった。

 相手主砲に連弾を浴びた。初回は2死一塁から村上に真ん中直球を捉えられて、バックスクリーン左横へ先制2ランを被弾。二回に9点の援護を受けた後の四回も無死一塁から初球の直球を完璧に振り切られ、右中間スタンド中段への2ランを食らった。

 その後、五回は先頭・長岡に15球粘られた末に中前打を浴びると、次打者・岩田には四球を献上。ここでしびれを切らした新井監督がベンチから出てきて、交代を告げた。バットでは二回に自身を援護する中前適時打を放っていたが、本職のピッチングで役割を全うできなかった。

 ハッチは試合前の時点で今季4戦3敗。1軍登板は5月23日・阪神戦(マツダ)以来だった。

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