広島・新井監督 復帰登板の島内に配慮「いかに入っていきやすいかを考えて」1イニング9得点には「みんないいスイング」
「ヤクルト6ー9広島」(26日、神宮球場)
広島が二回に一挙9点を奪って後半戦初戦を白星発進。貯金を「7」とした。
2点を追う二回無死満塁で、矢野が逆転の3点適時三塁打。ここから6連打の計9安打で、終わってみれば打者15人の猛攻。2年ぶりの1イニング9得点となった。
先発・ハッチは五回途中6失点で降板。大量援護をもらいながら来日初勝利を逃した。八回は1軍に再昇格した島内が最速158キロを計測するなど、1回無安打無失点に封じた。以下、新井貴浩監督(47)の一問一答。
-二回に9得点。
「いいスタートが切れたと思う。オールスター中に各自が調整してくれて今日の試合を迎えてくれた。それは見ていて伝わりました」
-矢野が逆転打。
「各打者、みんないいスイングをしていた。ヒットを打つ、打たないじゃなしに。みんないいスイング、いい反応していた。いいスタートが切れたと思う」
-前半戦苦しんだ坂倉が猛打賞。
「一度リセットして後半リスタートだからって言っていたので。今日は開幕だと思ってやってくれればいいと思う」
-ハッチは五回無死一、二塁とピンチを招いたところで降板。
「それは、しょうがない。厳しい言い方だけどハッチに勝ちを付けるためにやっているわけじゃないから。チームが勝つためにやっているわけだから。そこはやっぱりしょうがない」
-島内が復帰。
「きょうはたまたまあそこ(八回)になっただけ。七回、八回をいろんなピッチャーで。いかに島内が(試合に)入っていきやすいかを考えて」
-球自体も良かった。
「良かったね。抹消している間にアナリストとかと、どこかどうなっているのか、色々と話しをして、ちゃんと分かった上で修正して、リフレッシュもしたから。彼本来のボールがいっていたと思います」