広島・内田 今オフも鈴木誠也塾 タイミングの取り方メジャーで苦戦も適応「聞きたい」 ドラ1佐々木に「負けられない」
メジャー仕込みの間合いを学ぶ!広島の内田湘大内野手(20)が27日、来年1月に予定されている米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手(30)との自主トレで打撃のタイミングの取り方を吸収する心意気を示した。来季での飛躍へ「誠也さんに相談しながらやっていきたい」と意気込む。
昨オフに続く弟子入り。鈴木はメジャー1年目の前半戦でタイミングの取り方に苦戦したが、その後は適応して成績を残し続けている。そんな師匠の姿を見てきた内田は「どうやって考えてやっていたのかを聞きたい」と思い描いた。
高卒2年目の今季はシーズン最終戦の10月5日・ヤクルト戦(マツダ)で念願の1軍デビューを果たし、プロ初安打をマークした。秋はキャンプなどの実戦で追い込まれてからのノーステップ打法を導入。タイミングの部分に心血を注ぎ、アピールしてきた。
内野には同じ右打ちの佐々木(青学大)がドラフト1位で入団してくる。「負けられない。1軍で2桁本塁打を目指したい。甘くないのは分かっているけど、やらないといけない」。その目は本気だ。